朝食を楽しみながら異業種交流する団体「半ジョウチャプター」が26日、半田市で発足した。今後、毎週火曜の朝に交流会を開く。
交流会は米国で1985年に創立された交流会組織「BNI(ビジネス・ネットワーク・インターナショナル)」の企画。49カ国で14万人以上の経営者や個人事業主が所属している。国内には20〜60人でつくる90団体があり、それぞれの地元で交流会を開いている。
半ジョウチャプターはメンバー25人で発足。この日は半田市宮本町の式場「ザ・グランドティアラ半田」で初の交流会を開いた。
メンバーをはじめ異業種交流に関心のある人、県内の他のBNI団体関係者ら計180人が参加した。
「日本ビー・エヌ・アイ」知多地区担当の増田泰丈さん(44)が「朝の時間を生かし、口コミから互いのビジネスを発展させる仕掛け」と活動を紹介。参加者は1人7秒で業種や名前を紹介し、名刺交換の数を競うなどして親交を深めた。
半ジョウチャプター幹事の塗装業平野巳津夫さん(46)=美浜町上野間=は「会合を人脈づくりに生かし、その延長でメンバーの仕事が盛り上がれば」と話していた。
知多半島では常滑市でも2月から「常笑(じょうしょう)チャプター」が活動している。(問)増田さん=電090(1299)0876
(小端あゆ美)