• トップ
  • 病院検索
  • 就職ガイダンス
  • 見学会・インターンシップ

中日 看護師のたまごナビトップ > 中日新聞 医療NEWS

中日新聞 医療NEWS

【三重】膵臓がん 撲滅へ催し 三重大病院であす

2018/09/15

疑うことが早期発見に

 5年生存率が10%と、主要ながんの中で最も低い膵臓(すいぞう)がんへの理解を深め、早期発見につなげることを目指す「パープルリボンウオーク&セミナー」が16日、津市の三重大病院で開かれる。主催する医師らは「ひょっとしたら膵臓がんかもしれないと疑うことが早期発見につながる」と呼び掛けている。(森耕一)

 国内で膵臓がんで亡くなる患者は毎年増え、昨年はがん種別で4番目に多い3万4000人が亡くなった。がんと診断されて5年後の生存率は、乳がんでは9割、胃がんや大腸がんでも7割。胃がんは胃カメラ、大腸がんでは検便、乳がんではマンモグラフィー検査など、比較的容易に早期発見できる方法が確立されていることが大きい。膵臓がんは有効な検査法が確立されていないため、発見時に進行していることが多く、星野仙一さん、元横綱千代の富士、沖縄県の翁長雄志前知事も膵臓がんで亡くなった。

 三重大は膵臓治療で国内最先端を行き、医師、看護師らは多くの患者と接し「もう少し早く病院に来てくれていれば」と感じることも少なくないという。こうした思いから米国発祥で膵臓がん撲滅を目指す「パープルリボン運動」を国内の大学で唯一、2012年から続ける。

 イベントは参加自由で、紫色の服や小物を身に着けてもらい、午前九時から大勢で大学内を歩いて膵臓がん撲滅をアピールする。午後1時からは、診断や治療法の研究の最前線などを研究者らが市民向けに講演する。医療関係者による相談ブースもある。三重大病院肝胆膵・移植外科の伊佐地秀司教授は「有効な検査、治療法を探っているが、多くの人に膵臓がんを知ってもらうことが大切」と参加を呼び掛けている。(問)同科=059(232)1111

■ひょっとして膵臓がんかも

(1)みぞおちのあたりや腰が痛む

(2)短期間に体重が5~10キロ落ちる

(3)急に糖尿病になる

(4)家系に2人以上膵臓がんの人がいる場合も気を付ける

(1)(2)(3)の症状があり、原因がわからない場合は注意

パープルリボン運動への参加を呼びかける三重大病院の医療関係者ら=県庁で
パープルリボン運動への参加を呼びかける三重大病院の医療関係者ら=県庁で

最近の医療NEWSバックナンバー

医療NEWSバックナンバー

中日新聞

Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.