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【愛知】ヘルプマーク、今夏導入 県、「見えない障害」周知本腰

2018/02/01

 県は、内臓の機能障害や人工関節など外部からは見えにくい障害がある人への配慮を促す「ヘルプマーク」を今夏、本格的に導入することを決めた。中部地方で初となる知的障害者によるスポーツ競技の全国大会が9月に県内で開かれるのに先駆け、障害への理解を進める狙いがある。導入経費を県の2018年度当初予算案に計上する。

 赤地に白の十字とハートをかたどったヘルプマークは12年に東京都で誕生。「障害があるのに気付いてもらえない」という人が電車で席を譲ってもらえたり、発症して苦しんでいる時に声を掛けてもらう目印となる。

 20年東京パラリンピックに向け普及が期待され、日本工業規格(JIS)にも採用された。昨年末現在、東京都のほか15道府県が導入している。

 県は一八年度、かばんに取り付けられるストラップ型のヘルプマーク(縦8センチ、横5センチ)を1万7000個作り、7月から市町村を通じて希望者らに配る。啓発用のリーフレット十万部やポスター2500枚も用意。公共交通の事業者や民間企業にも働き掛け、マークの周知に取り組む。

 9月の大会「第7回スペシャルオリンピックス夏季ナショナルゲーム・愛知」は名古屋、豊田、刈谷市などを会場に、知的障害者らが世界大会への出場権をかけて13競技に挑む。多くの障害者や障害者団体が全国から訪れる機会となることから、ヘルプマークを障害に優しい社会づくりに役立てていく。

 東海地方で周知に取り組む市民団体「ヘルプマーク普及活動の会」の関係者が傍聴した昨年12月の県議会で、大村秀章知事は自民、民進の二議員から相次いで一般質問を受け、早期の導入を目指す方針を示していた。
 (谷悠己)

愛知県が導入するヘルプマーク=東京都提供
愛知県が導入するヘルプマーク=東京都提供

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