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看護部長 特集

愛知県厚生連 海南病院 看護部長 日紫喜 信子さん

看護師として大切にしていること

「あなたに出会えて良かった」と言われるような看護を。

看護師の関わり方によって、患者さんの人生が大きく変わることがあります。だから患者さんと出会った時、誠意を持って最善を尽くすことが大事です。そして、『あなたに出会えてよかった』と言って頂ける看護をしなくてはいけないと思っています。
くも膜下出血で入院された患者さんがいました。最初はせん妄状態でベッドに寝かすことも危険な状況でした。看護を続ける中で「きちんと座らせて床に足を付けると自然と顔が上がってくる」という話を聞き実践したところ、本当に15分程でグッと顔を上げ、うつろな眼差しから力のある眼差しに変わってきたんです。その後退院して稼業の和菓子屋で店番ができるまで回復されました。専門職としての知識で適切な看護をすることが、患者さんの生きる力に繋がることを実感した瞬間でした。
患者さんの側にいて話し相手になるだけならば、恋人や家族の方がいいんです。看護師はそれだけでなく、正しい知識で患者さんが潜在的に持っている能力を引き出して差し上げなくてはいけないのだと思います。だから「そばにいてくれてありがとう」ではなく「“看護師の”あなたに出会えてよかった」と患者さんに言って頂けるような看護が大切だと思っています。

私のお気に入り

神社仏閣でゆったりした時間を楽しむ。

神社仏閣が好きです。流れている時間が日常とは違う感じがします。ゆったりして癒される感じがするんです。なので、旅行では、お城やお寺などに行くことが多いですね。京都の三十三間堂は、仏像もいいですが、中庭をゆっくり眺めて過ごすのも穏やかな気持ちになりますので、大好きです。奈良の興福寺も良かったですし、薬師寺も品があってよかったですね。今年は、平泉の中尊寺金色堂にも行きました。名前の通り、本当に金ピカで驚きました。
そして、旅行に行った先でお地蔵さまのお土産があったら買ってくるんです。かわいいですし、お地蔵さまを眺めながら、これを買ったのはあそこだったな、なんて旅行のことを思い出したりしています。今は12~13個並んでいますよ。
それから、お香も好きなので、旅行先のお土産として買ってくることもあります。和のお香が好きで、中でも「堀川」の香が好きなんです。時々、お香を焚いてリラックスする時間を作っています。

かわいい姿に癒され、
旅行の思い出もよみがえります。

海南病院ってどんな病院?

職員同士の「人の輪」が魅力。

当院は名古屋の西側にあって、地域医療を守る基幹病院として、救命救急センターを有し、ダヴィンチをはじめ高度な医療機器を導入し、急性期の高機能医療を提供しています。それに伴い高い医療技術が学べる病院であると思っています。
ですがそれだけではなく、当院の魅力の一番のポイントは人間関係の良さです。「和親会」という親睦会があり、年間を通して色々な企画を立てています。魚釣り大会やスキーツアー、夏休みに家族と一緒に行くディズニーランド、大忘年会など、さまざまなイベントを通じて、先輩も後輩も他部署の方とも親交を深めることができるんです。そして、同期の繋がりも大切にしており、総合研修センターが企画するフォローアップ研修では、看護部だけでなく、医師も薬剤師も検査技師も含めて同期が一緒に研修を行い交流ができる機会を設けています。このような横断的な交流を行っていることで、人の輪が出来上がっていき、仕事の上でも円滑にコミュニケーションが取れているんですよ。

新人看護師に期待すること

上手に悩み、失敗を成長に変えていく力。

上手に悩んで成長していってほしいと思います。最初から簡単に何でもスイスイとできないこともあります。失敗することもあるでしょう。でも、それらひとつひとつが全部自分の血となり肉となっていきます。だから、悩みながらも顔をあげて歩いていくことが大事だと思います。
失敗をするから成長することができますので、その経験を成長に変えていくようにしてほしいですね。失敗したことを反省することは大事ですが、今、きちんとできていることもちゃんと見つめて、できなかったこと・失敗したことは反省したら次にどうつなげるのか考えて、ひとつずつクリアして前向きに基礎をしっかり作りましょう。特に新人のうちは、きちんと先輩がフォローしてくれます。先輩の力を借りながら、萎縮せずに伸び伸びと看護をしてください。悩みながらクリアしていく経験は、看護師にとって、とても大きな宝になるはずです。

大久保 明美さん

看護師のたまちゃんからの質問

Q
長く看護師を続けているからこそ分かる「看護」の魅力は何?
A
看護師を続けていると、本当に色々な方と出会うことができます。患者さんやそのご家族などおひとりおひとりにドラマがあるんです。それを間近で関わらせていただくことで、自分が学ぶことができるんです。そして、慈しみや強さなど色々な感情が自分の中で芽生えて、変わっていくことができるんです。患者さんやそのご家族とどのように関わり、寄り添えばいいのか、身体的な部分だけでなく、社会的、精神的な部分も含めて全人的にケアをしていくことで、自身も成長していくことができます。
看護師は、「ありがとうと言ってもらえる仕事だから」とか「人にやさしくしたい」とか「人の役に立ちたい」などという気持ちを根底に持っていると思います。それが、看護師を続けて行くことで、「強さ」を内包した本当のやさしさを持てる人間に成長できるんじゃないかと感じます。

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