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看護部長 特集

小牧市民病院 看護局長 認定看護管理者 林 順子さん

看護師として大切にしていること

相手の立場に立って、寄り添っていく。

 看護学生だった頃から、トラベルビーの『人間対人間の看護』にとても魅かれていて、「相手の立場に立って、寄り添っていく」ということを看護観にしています。ですから、感性を育てて、相手のことに“気付く”ということが大切だと思っています。
ある患者さんが病院で誕生日を迎えたことがありました。その方は、治療のために水を飲むことも食べることもできない状況でした。会話の中で、「明日74回目の誕生日を迎えるんだけど、家族もいないし、何も食べられない寂しい誕生日になる」とおっしゃったんです。それを聞いた看護師が何かできることはないかと、誕生日当日、お祝いに誕生日の歌を歌ってあげたら、とても喜んでくれたんです。ほんのちょっとしたことなんですが、相手の立場に立って行動したことで、それをすごく喜んで頂けたり、辛い治療の励みになったりすることもあります。
看護は人と向き合う仕事です。知識や技術を磨くことはとても大事ですが、それだけではなく、自分の感性や人間性を磨いていくことも大切だと思っています。

私のお気に入り

健康づくりと趣味を兼ねて歩ける旅行に。

 元々、旅行が好きだったんですが、最近は健康のためにできるだけ歩き回れる場所を選ぶようにしています。自分が健康でなければダメだと思って、朝のウォーキングを始めたんです。普段の生活でもできるだけ歩いて出掛けるようにしています。それで、旅行もお城や神社仏閣など、1万歩以上歩けるような所を探すようになったんですよ。
 最近行った中では、奈良がすごく良かったですね。2泊くらいすれば、ぐるっと歩いて一通り回れるくらいでウォーキングとしてもちょうどいい感じでした。奈良公園がある東大寺、春日大社もよかったですが、長谷寺や興福寺も良かったですね。
それから、映画を見ることも好きです。ジャンルにとらわれずに見ているんですが、『風と共に去りぬ』がすごく好きで、もう何回も見ています。スカーレット・オハラはどんな逆境にもめげずに前向きに進んでいく強い女性で、そんな強くてたくましい女性に憧れます。

写真が苦手なので旅行の写真は少ないんです。

小牧市民病院ってどんな病院?

『人』を大切にしている病院。

当院は、救急医療・ガン診療・高度医療の3つに力を入れている三次救急の病院です。しかし、ただ一生懸命やっているだけの病院ではなく、地域の方に必要とされる病院でありたいと思っています。当院の理念のひとつに『人間味豊かな病院』とあって、「人」を大切に考えています。これは、患者さんやそのご家族はもちろん、病院で働く職員のことも大切に考えて取り組んでいくということです。
看護局では、教育体制を整えて、職員をしっかりとサポートできるよう専従の教育管理師長を置いています。メンタル面のサポートでは、教育管理師長だけでなく精神科医の産業医が積極的に部署をラウンドしています。第三者の目で見て声がけをしていますので、「ストレスを抱えているな」「ちょっと悩んでいるな」というようなことを表情から早期に発見して相談にのることができています。特に、新人は何か抱えていても、自分から上司などに相談することができないこともありますので、よい機会が作れていると思います。

新人看護師に期待すること

まずは社会性、人間性を身に付けていくこと。

 スキルアップをしていくことはもちろん大切なんですが、まずは「社会人としてちゃんとする」ということでしょうか。患者さんやご家族はもちろんのこと、一緒に働く医療スタッフもほとんど年上の方ですし、社会性や人間性は大切だと思います。まずは、あいさつができる、笑顔で話ができる、嘘をつかないといった基本的なことからきちんとできるようにならなくてはいけません。
例えば、考え事をしながら歩いていて、すれ違っても無視をしてしまうようなことがあるかもしれません。しかし、白衣を着て病院に入ったら、一人の看護師として見られますので、気配りができるようにならなくてはいけないと思います。
最近は、コミュニケーションが苦手という方が多いように感じます。メールで済ましてしまわず、できるだけ顔を見て話をするようにしてみてください。人の顔を見て会話すると、相手の表情の変化を見られるので、そこに気付きがあるはずです。それを意識することでコミュニケーションの取り方も変わってくるんじゃないかと思います。

大久保 明美さん

看護師のたまちゃんからの質問

Q
病院見学会・合同就職説明会等では病院のどういうところを見れば・聞けば特徴がわかるの?
A
就職説明会では、どこの病院も同じような説明になってしまうことが多いと思います。私たちは、どうしても自分の病院の良いところを言いたくなるんですよね。そうすると、余計に病院ごとの違いがわかりにくくなってしまうと思うんです。ですから、私たちは1、2年目の若い看護師を一緒に連れて行くようにしています。そこで、実際に働いている若い看護師に、本音を聞いてもらうようにするといいんじゃないかと思います。実際に働いていて、働きやすいかとか、やりがいを感じられるかなど生の声を聞くといいと思います。
それから、説明会だけではなく、インターンシップや見学会で病院に足を運んでほしいと思います。どんな医療をしているかなどまでは簡単には分からないかもしれませんが、病院の雰囲気を感じられますから。患者さんの様子や職員と患者さんとの関係など、雰囲気として伝わってくると思います。そうすることで、話を聞くだけでは分からないものが見えてくると思います。

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