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看護部長 特集

藤田保健衛生大学病院 副院長・看護部長 眞野 惠子さん

看護師として大切にしていること

病気だけではなく患者さんの生活まで看ること。

肝脾外科の師長をしていた時、入院中の患者さんの娘さんからご相談があり、ご自分の結婚式に父親であるその患者さんを出席させてほしいという内容でした。お父様の病状を考え、式の予定を早めたとのことでしたが、その時でも容易に外出できる状況ではありませんでした。何とかしてあげたいとスタッフで話し合い、安全に外出できるよう準備を進めました。
そんな中、あるスタッフが床屋さんを病室に呼びたいと言ってきたんです。その患者さんは、普段髪をきちんと整えていらっしゃる方でしたが、入院されてからはそれが出来ていませんでしたので、式にご出席される前に髪を整えてあげたいと言うんです。それで、式の前日に床屋さんに来ていただくことになったんですが、勤務時間を終えたスタッフが、整髪のサポートをするために自主的に残ってくれました。お陰でその方は髪もピシッと整えて、花嫁の父としてその方らしい姿で結婚式に出席できました。ご本人もご家族もとても喜ばれていました。
ナースの仕事は、患者さんの病気はもちろん、生活も看ることが大切なんだと実感しました。そして、看護師の仕事は看護師にしかできないんだと感じたんです。

私のお気に入り

楽しく体を動かすこと。

ゴルフが好きですね。スコアも気にせず楽しんでいるだけですが、ゴルフボールを打っているときは無心になって、日常のことを忘れられるんですよね。
それからお友達とウォーキングやサイクリングに行くのも好きですよ。先日も浜名湖の周りをサイクリングしてきました。帰りには温泉にも入ってのんびりしましたよ。健康のことも考えて、意図的に体を動かすようにしているんです。
あとは孫と遊ぶことかな。孫と関わっている時は癒されます。休みの日も朝から公園に行って、走り回る孫と一緒に遊んでいます。健康的でしょう?
孫をみているので、育休明けの看護師の大変さが分かるんです。だから、彼女たちが働きやすい職場環境にしていかなきゃと思っています。質の良い看護をするためには、まず看護師がイキイキと働けることが大切ですから。

■ゴルフ ボールを打っていると無心になれる。

藤田保健衛生大学病院ってどんな病院?

横のつながりがよく、チーム力がある。

当院で一番自慢できるのはチーム医療です。チームの横のつながりがとてもいいと感じています。何か相談すると、他職種の方もすぐに相談にのってくれますよ。
以前、看護部で院内デイケアを作りたいと発信したんです。特定機能病院でデイケアを取り入れるのは珍しいことですが、大きな病院に来て病気は治っても生活の質が落ちたと聞くことがありました。そのため、患者さんの生活を維持し、さらに向上させてご自宅に帰っていただきたかったので、看護部だけでスタートさせようと思っていたんですが、患者さんにとってすごく良い事だからと皆さんが支援してくださり、病院全体で取り組んで院内デイケアを実現させることが出来ました。今では他の病院から見学の申し込みもあるんですよ。
何か一つのことを始めようと手をあげると、それに対して皆さんが知恵と力を貸してくれるんです。それが患者さんにとって良い方向に繋がっていくと思います。
そのためには現場の意見が重要だと感じているので、看護部では提案事項があれば企画書を提出してもらい、運営会議で検討して実現に結び付けられるような仕組みができあがっています。

新人看護師に期待すること

謙虚さと前向きな姿勢。

必要なのは、自分から主体的に動くこと、そして前向きな姿勢だと思います。
自分からあいさつをしたり呼びかけたりすることは基本的なことですがとても大切です。そして、先輩から言われたことは謙虚に受け止めて、シャットアウトせずに前向きに取り組んでいくこと。看護は人との関わりなくやっていくことはできません。患者さんも人ですし、スタッフ同士の関わりも大切です。主体的に人に声を掛けて、また、人の意見を受け止めてポジティブに考えていくようにしてほしいですね。あとは努力と継続でしょうか。
若い看護師を見ていると、素晴らしいと感じます。いろんな事を考えて企画してくれるんです。例えば看護部があるマークを募集すると、結構応募してくれるんですよ。テーマを与えれば、それに対する自分の考えを出してくれます。そういった元気な所はどんどん伸ばしていってほしいですね。

眞野 惠子さん

看護師のたまちゃんからの質問

Q
大学病院に就職を希望しますが、大学病院で働く看護師として合う・合わないはありますか?
A
ないと思います。当院では出産から新生児のNICU、救急、回復期、終末期、緩和ケアと人の一生を看られるようになっています。ですから、必ず能力を発揮できる場所があると思います。
配置は本人の希望を最優先して決めています。それでも、配置された場所に一生いなければならないということではなくて、もしも自分に合っていないと相談があれば、別の部署で研修という形で勤務してみて、やっていけそうだったら配置換えをしていますので、安心していただいてよいと思います。
まずは、インターンシップの機会を利用して、病院やその部署の雰囲気などを実際に体で感じてみるとよいのではないでしょうか。何回もインターンシップに来て、色々な場所を体験している学生もいますよ。

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