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看護部長 特集

名古屋第一赤十字病院 看護部長 認定看護管理者 坂之上 ひとみさん

看護師として大切にしていること

患者さんとご家族のLifeを支える

『患者さんとご家族の“Life”を支える』ということを看護観に持っています。Lifeには3つの意味があり、1つ目は『命』。これは安全な治療をしていくということ。2つ目は『生活』。身体が不自由になってもご自身の生活を大切にすることを支えていくこと。3つ目が『信条』。患者さんが何を大切にして、何を思っているのかを汲み取り支えることです。これらが看護師にとって大事なのではないかと思っています。 10年以上前になりますが、50歳代の女性の方で、全身の筋力低下により人工呼吸器を24時間装着していたAさんの息子さんが結婚されることになった時、Aさんの母親としての思いを察したスタッフが結婚式への参列を計画しました。安全に参列できるようにと一ヶ月ほどトレーニングを行い、手順を綿密に確認し、往復4時間をかけて結婚式に参列し、Aさんは母親として家族写真に納まりました。 障害があったとしても、普通の生活、楽しみが感じられるよう看護師だから支えられるということはとても意味のあることだと思います。一般の方は難しいと思うことでも、看護師として確実な知識を持っていればできることがある―。それが大きなやりがいです。

ナースキャップをかぶった小物集め

看護師のイメージはナースキャップだと思います。それで、ナースキャップをかぶった小物をたくさん集めるようになり、うさぎのナース・犬のナース・牛のナース等、100体位をコレクションしています。
名古屋第一赤十字病院でも売店で医師・救急部・ナースのぬいぐるみを販売しています。
ナースをテーマにしたコミックも収集しています。16頁の一話の中に看護の本質が凝縮されていることも多くあり、看護の奥深さを学ぶことができます。看護師長の時は、スタッフとコミックを読み、看護を語り合ったこともありました。

ナースキャップをかぶった病院キャラクター。3本のラインは実際の看護服と同じです。

名古屋第一赤十字病院ってどんな病院?

最先端医療を提供する総合病院としてさらに充実

名古屋市の西部に位置し、名古屋駅から地下鉄3つ目で地下道から病院まで入ることが出来ます。ベッド数852床の超急性期病院で、最先端医療をしている総合病院です。ですから、専門看護師2名、認定看護管理者5名、認定看護師20名がおり、専門性が高く、より質の高い看護ができるようにしています。
また、緩和ケアセンターを風の香りや木のそよぐ音などが感じられて、よりご自宅に近く、患者さんの気持ちに合った環境にできるよう新設し、病院の7階から移動します。
さらに、総合周産期母子医療センターは愛知県で初めて認可を受けておりますが、2013年2月には院内助産院(バースセンター)を開設することになりました。
施設がさらに充実し、人員の充実も必要となりますので、今年から秋採用も始めます。経験者の採用はこれまで随時受け付けていたのですが、秋に一括採用をすることで、研修期間を設け、同期の仲間もできることで、助け合って頑張っていけるのではないかと思っています。

新人看護師に期待すること

患者さんの気持ちを汲み取ることができる看護師に 

看護部では『赤十字の看護師としておひとりお一人の患者さんを大切にする』を理念に掲げています。大切にするということは、その人の考えている事や思っていることに寄り添っていくということです。
そのために、患者さんが何を考え、どう思っているのかを具体的に聞き出せるようにしてほしいと思っています。ですから、コミュニケーション力はとても大切です。言葉の奥に何があるか、行間を読む、空気を感じるという能力が大事になります。特に、急性期ですから入院期間がとても短いので、短い中でその思いを的確に読み取っていくことは、これからもっと求められていくだろうと思っています。
そのために、ぜひたくさん経験をしてほしいと思います。映画を見たり、本を読んだり、自分の経験が増えれば、患者さんとの共通点が増えていきます。共通点があることで気持ちがほぐれて、深い会話もできるようになります。 本や映画は、自分の環境の中では体験できないことを知る機会にもなりますよ。

看護師のたまちゃんからの質問

様々な診療科があるけど、希望の診療科に配属してもらえるものなの?
何を基準に配属先を決めているの?
採用時の面接の際に、希望場所を3つ伺っています。その3つの中で皆さんの希望を取り入れられるように配置を決めていますので、希望していない3ケ所以外に行くことはありません。面接のときになぜこの配置場所を希望しているかを具体的にわかりやすくPRしてもらえれば、配置の可能性は高くなります。
ですが、あまり行きたい科を絞り込まないでほしいというのもあります。私たちの病院に来て下されば、どこの科に配属されても3年で一人前にしますので、それから自分の科を選んでもいいと思います。例えば、救急を希望する人は、最初から救急ではなく、まず循環器病棟で心電図が読めるようになってからとか、呼吸器病棟で呼吸器の管理ができるようになってから異動した方が学習効果は高いと思います。ですから、希望にこだわらなくてもいいですし、また希望の所にいけないからと落胆することありません。
私自身、最初は外科に配属されていましたが、本当は内科向きでした。それは内科に行ってはじめてわかったことです。

中日新聞

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