2018/11/05
愛知労働局は、名古屋市内の名駅地区や栄地区など4カ所に分散しているハローワークなどを集約する伏見地区のビルの愛称募集を始めた。移転は来年2月の予定で、新拠点は市内の「しごとのランドマーク」となる。高崎真一局長は「公共職業安定所のハローワークは成功例だと思う。いい名称で親しまれ、利用も進めば」と期待し、応募を呼び掛けている。
新拠点は中区錦2に建設中の地上13階建て民間ビル。1階のコンビニ店の他は、すべて労働局の関係機関が入居する。名駅地区にあるハローワーク名古屋中の機能が2~8階に分散し、あいちマザーズハローワークは3階、栄地区の中日ビルにある若者向け、新卒者向けのハローワークは九階、外国人対象のサービスセンターは八階にそれぞれ入る。「そこに行けば何でもある」(高崎真一局長)施設とし、利用者の利便性向上を図る。
労働局で雇用関係を担当する職業安定部と需給調整事業部も11~13階に入り、企業向け助成金や派遣事業の申請などを受け付ける。労働局が近年力を入れる採用支援など企業向けサービスの充実に加え、職業関係部門の司令塔となる部署と、職業紹介の現場が集まることで局内の連携も強化したい考えだ。
愛称募集は今月30日まで。愛知労働局のホームページから応募用紙をダウンロードしてメールで送るか、県内の各ハローワークで応募できる。
(問)同局職業安定課雇用計画係=052(219)5504
(中崎裕)
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