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【岐阜】建設関連企業と 大垣工高生交流

2018/09/13

就職前に実情学ぶ

 西濃地域の建設関連企業と、大垣市の大垣工業高校の生徒が意見交換する「交流サロン」が12日、同校で開かれた。就職先を決める前の高校生に建設業の実情や魅力を知ってもらおうと、県内の建設、建築関連企業でつくる「ぎふ建設人材育成・確保連携協議会」が初めて開いた。

 同校からは1年生40人ほどが参加。協議会の正会員になっている企業のうち、大垣市や海津市などの建設業4社と建設コンサルタント1社から技術者ら9人が訪れた。

 生徒たちは4班に分かれ、模造紙を広げて建設業について思い付く良い印象と悪い印象を書き込んだ。「達成感を味わえる」などの良いイメージが挙がった一方、「休日が少なそう」「けがが多い」などの不安もあった。

 技術者たちはイメージに対し、体験談を交えながら1つ1つ説明。休日の確保や安全対策、女性も働きやすい仕事場に向けて業界全体で働き方改革を進めているとして、「みんなが入るころにはもっと良くなっていると思う」と取り組みを紹介した。 (服部桃)

地元企業の技術者(右)の話を聞く生徒たち=大垣市の大垣工業高で
地元企業の技術者(右)の話を聞く生徒たち=大垣市の大垣工業高で