岡崎市内で働く会社員の女性１８人による働き方を考える交流会が、岡崎商工会議所であった。

　岡崎商議所が異業種の女性社員交流の場を提供したいと企画。信用金庫や建設会社、スーパーなど１５事業所から参加があった。

　交流会ではキャリアコンサルタントの説明を聞き、それぞれが将来設計を立てた。その後、「自分らしくイキイキ働くために」とのテーマで、食事をしながら意見交換。「結婚したい人ができたが、働き方の計画が変わるのが悩みだ」といった相談や、義父母に子どもを預けて働く経験談などを交わしながら、楽しく話し合った。

　自動車関連の機械設計などを手掛けるダッド（舞木町）の清水梨絵さん（３９）は「女性の管理職がまだ少ない中で、キャリアアップを目指す思いを強められた」と話した。

　今後、５回にわたってグループワークや女性の活躍が進む会社訪問などを通して自分らしい働き方の実現を目指す。（細谷真里）