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【社会】保育所落選狙う 申し込みが増加

2018/07/04

「2歳まで無条件育休必要」

 「落選」を希望し認可保育施設へ申し込む人がいる背景には、乳幼児の子育てとの両立が依然として厳しい労働環境や、働き方への考えの多様化がある。希望すれば無条件で2歳まで育児休業を取得できるよう制度を実情に合わせて改善するべきだという声が上がっている。

 4月の入所申し込みで落選を狙った埼玉県内の女性会社員は「職場では、男性並みに働かないと評価されない。ゼロ歳児の育児との両立は無理だと思った」と話す。東京都内の女性は、子どもをゼロ歳の4月から保育所へ預けるつもりが「出産後、もう少しそばにいたいと気持ちが変わった」と語った。

 政府に改善を要望した32自治体の一つ、東京都江戸川区では、入所申込者5千35人のうち109人が落選希望と分かって選考から外す一方、育休延長に必要な入所保留通知書は交付した。担当者は「行政、保護者とも余計な手間がかかっている。本当の保育ニーズの把握にも支障がある」と話す。

 保護者らでつくる「保育園を考える親の会」(本部・東京都)が会員に行ったアンケートでは、望ましい育休期間は「1歳半ごろまで」という回答が最多だった。普光院(ふこういん)亜紀代表は「仕事と子育ての両立が当たり前の社会になって、子どもとの時間を大切にし、バランスを取りたいと考える人も増えてきた。希望すれば条件なく2歳まで育休を取れる制度に変えるべきだ」と話す。 (柏崎智子)