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【愛知】出産で離職 女性支援 岡崎で「テレワーク」体験会

2018/04/07

 出産などを機に離職した女性が、インターネットなどを介して時間や場所の制約を受けずに働く「テレワーク」を体験するプログラムが、岡崎市能見通一のウメムラビルで実施されている。教員や栄養士、介護職などの職歴がある20~40代の女性9人が参加し、3週間のプログラムを通してキャリアを生かす働き方を考える。

 働きたい女性と人手不足に悩む企業をつなげようと、岡崎市と市内のシステム開発企業などが共同で初めて開催。市男女共同参画課によると、市では出産を機に離職する女性が全国平均よりも高く、復職のサポートが課題だという。

 プログラムでは、インターネットを通して仕事をするために必要なソフトウエアの使い方や、離職前のキャリアの生かし方などを学ぶ。六日には職歴やスキルなどを公開するビジネス用の会員制交流サイト(SNS)「リンクトイン」に、各自の経歴などを登録=写真。これらの情報を基に、最終週は条件が合う企業で実際にテレワークでの就業を体験する。(森田真奈子)