2017/12/28
日本で介護福祉士の資格取得を目指すフィリピン出身の女性6人が、今月から豊田市内の高齢者施設3カ所で働き始めた。27日には市役所を訪れ、太田稔彦市長に決意を語った。
6人は、経済連携協定(EPA)に基づく国の外国人受け入れ制度により来日。施設に勤務しながら3年かけて資格の勉強を重ね、2021年1月の試験に臨む。
施設はいずれも特別養護老人ホームの豊田福寿園(高町)、ひまわりの街(本町)、巴(ともえ)の里(岩神町)。各施設に2人ずつ勤務している。
市役所を訪れた6人は、「資格を取ったら家族を日本に呼びたい」「仕事や勉強を頑張りながら、日本の文化を学びたい」などと話した。
巴の里で働くコンデ・マリヤ・アンジェラ・レロンさん(28)は「早く仕事に慣れるよう一生懸命頑張ります」と意気込んだ。この日、市内では雪が舞い、「フィリピンでは降らないので初めて見た。町がもっときれいになった」と喜んでいた。(岸友里)
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