愛知労働局によると八月の有効求人倍率は前月比０．０２ポイント減の１・８２倍（季節調整値）で、２カ月連続で前月を下回った。有効求人数は１５万８１６０人（前月比０・５％減）、有効求職者数は８万６７００人（同０・６％増）だった。

　正社員の有効求人倍率は１・３６倍（同０・２３ポイント増）と２６カ月連続で１倍を超えており、労働局は「雇用情勢は引き続き改善している」とみる。人手不足のため、求人がパートから正社員に切り替わっている可能性がある。

　来春卒業の高校３年生を対象にした県内の求人数（８月末時点）は、前年同時期比１０・７％増の３万３９７５人。２年連続で３万人を上回った。