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【愛知】女性活躍へ環境整備を 岡崎でシンポ 経営者ら意見交換

2016/12/17

 女性の活躍や働き方について話し合うシンポジウムが15日、岡崎市図書館交流プラザ・りぶらであり、企業の経営者や労務担当者ら50人が参加した。(森田真奈子)

 ◇ ◇ ◇

 岡崎ビジネスサポートセンターが主催。堀井奈津子副知事と桜運輸(弥富市)の細江良枝社長、飯田樹脂(岡崎市)の山川麻依取締役が登壇し、女性や高齢者、親の介護に携わる人など多様な人材の活用をテーマに意見を交わした。

 堀井さんは、働きやすい環境の整備は優秀な人材獲得につながると指摘し、「会社がそのメリットを十分に意識する必要がある」と述べた。

 細江さんは、女性ドライバーの雇用を増やしたことで、事故やトラブルについて話し合う機会が増え、事故が大幅に減ったことを紹介。「マイノリティーが増えると、問題点に気付くことができる」と話した。

 参加したIT関連会社代表の藤井久志さん(59)=豊田市上郷町=は「女性や障害者などがいればアイデアが豊富になる。いろいろな人の力を積極的に活用しなければ」と話していた。

女性の人材活用について話し合う(左から)堀井さん、細江さん、山川さん=岡崎市図書館交流プラザ・りぶらで
女性の人材活用について話し合う(左から)堀井さん、細江さん、山川さん=岡崎市図書館交流プラザ・りぶらで