2016/07/12
結婚式事業のブラス(名古屋市)のウエディングプランナー依田ほのかさん(27)は入社5年目で約85のカップルを担当してきた。今はどんな式でもそつなくこなすが、初めて手がけた式はリハーサル時点で緊張し、棒立ち状態になってしまったという。
入社前は結婚式に出たこともありませんでした。ただ大学では学祭の実行委員として企画や進行に夢中だったので、それを生かせる仕事はないかなと思ってました。
大学3年の時に学内の就職説明会に偶然参加したら、ブラスの社員が式の映像を見せながら生き生きと仕事の話をしていたんです。「これだ」と。
それからは社長のブログやウエディングプランナーの本を毎日のように読み、四回の面接をクリアしました。初回の打ち合わせから式当日の介添えまで一貫して同じカップルを担当させてもらえるのが魅力的でしたね。業界では実は珍しいことなんです。
初めて担当した式は忘れもしない入社1年目の9月。流れを完璧に頭に入れたつもりでしたがリハーサルは極度の緊張で動けなくなってしまいました。後から先輩に「棒人形だったよ」と指摘されました。本番はふっきれてうまく進行できたので良かったんですが。そのご夫婦とは今も、年賀状のやりとりをさせてもらっています。
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