2015/07/13
三重県四日市市の四日市商業高校の2年生80人が、瑞穂市穂積の朝日大で、会計の大切さを学ぶ特別講義を受けた。
高校生に高い専門性を身に付けてもらおうと、三重県教委の「若き『匠(たくみ)』育成プロジェクト」の一環で、高校側が大学に依頼。朝日大経営学部の小島一富士(かずふじ)教授が「社会における簿記会計の需要性」の題で話した。
小島教授は「商業高校の生徒にとって、簿記や会計は生き抜くための最大の武器になる」と強調。「簿記に強い人材は、会社の経営を上向かせ、働く人を豊かにする。ぜひ公認会計士などの資格を目指して」と呼び掛けた。
四日市商高情報マネジメント科の小林さん(16)は「公認会計士の仕事に興味が湧き、簿記を勉強する気になりました」と話した。キャンパス見学や大学紹介もあった。 (大島康介)
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