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【愛知】豊明市が来月朝型勤務

2015/07/08

 豊明市は、一部職員の勤務時間を1時間前倒しにする朝型勤務を8月に初めて導入する。日中の時間が長い夏の夕方を趣味や家族と過ごす時間にして、仕事と生活の調和「ワークライフバランス」を充実させるのが狙い。午前8時半~午後五時の窓口サービスの時間に変更はない。

 期間は8月3~31日。本庁舎勤務の222人が対象で、再任用や非常勤職員は除く。勤務時間は午前7時半から午後4時15分まで。全職員でなく、交代で朝型勤務とし、対象職員は少なくとも3回以上は経験する。

 市秘書広報課の担当者は「働き方を見直すきっかけにしてほしい。試験的に実施し、様子を見て来年以降のやり方を検討していきたい」と話している。

 県市町村課によると、同様の取り組みは、今月から8月末まで県、豊橋、一宮、安城市が実施中。また、尾張旭、名古屋市などでは、時間外勤務を夕方から朝に移行するよう職員に推奨している。 (並木智子)