中日新聞CHUNICHI WEB

就職・転職ニュース

  • 無料会員登録
  • マイページ

【地域経済】企業の半数「人手不足」 中部5県調査 「定着しない」8割

2015/01/08

 東京商工リサーチ名古屋支社が7日まとめた中部5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)の企業の人手不足に関する調査によると、半数の企業で人手が不足していることが分かった。

 50・1%が「人手不足」と回答し、人員が「適正」としたのは42・1%、「余剰」は7・8%。人手不足の原因は「採用はできるが定着しない」が82・7%で最も多く、「採用予算なし」が7・7%、「人材が見つからない」が6・0%だった。人手が不足している職種は、製造部門が33・9%でトップ。営業25・6%、サービス8・9%と続いた。

 アンケートは昨年11月下旬から12月にかけて経営が安定している企業を選んで4035社に実施し、335社が回答した。