北区の愛知学院大

　インターンシップ（就業体験）に参加した高校生が成果を発表する「マイチャレンジインターンシップ２０１４報告会」が、北区の愛知学院大名城公園キャンパスであった。

　高校、大学生の校外学習を支援するＮＰＯ法人アスクネット（熱田区）が県内の高校生を対象に、８月の夏休み期間にプログラムを用意した。計６７人が２～５日間の日程で３３企業を訪問した。

　２０日の報告会では、結婚式場で披露宴の接客や、保育所で未就学児の世話などをした高校生７人が感想を述べた＝写真。

　知立市の知立高商業科２年、水田侑希さん（１６）は信用金庫で、社員に入金に来た客を演じてもらい窓口業務を学んだ。「学校で簿記の勉強はしても、接客は初めて。卒業後は就職か進学か悩んでいたが、仕事のイメージが湧いたのでちゃんと考えられる」と話した。

　同校の神尾五月教諭（５２）は「商業科の生徒にとって、金融機関の仕事を間近に見られるのは貴重。簿記試験の意欲も上がるでしょう」と語った。