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【愛知】カレーうどん店の経営学ぶ 豊橋の子どもら

2014/08/25

 子どもたちが楽しみながら経営を学ぶ講座が24日、豊橋市役所であり、市内の小学1年から6年生22人が参加した。

 班ごとに「豊橋カレーうどん」の店を出す設定で、資本金や銀行からの借入金をおもちゃのお金で準備。使える材料費や光熱費をじゃんけんで決めたり、利益を出すための1杯当たりの値段を相談したりした。同席した保護者らにうどんをPRして“販売”し、決算までの一連の流れを体験した。

 子どもたちは「もうけが出たら人件費を上げよう」「1杯600円なら元は取れる」と電卓を手に真剣な表情。二川小5年山口君(11)は「お金の計算が難しかったが勉強になった」と話した。

 お金の使い方を考える講座は、市が年2回開催している。

(小椋由紀子)

架空のうどん店の経営に頭を悩ます子どもたち=豊橋市役所で
架空のうどん店の経営に頭を悩ます子どもたち=豊橋市役所で