2014/08/12
工作機械大手ヤマザキマザックの本社、大口製作所(大口町)で7日、社員が自分の子どもを職場に招き、仕事の説明をする催しがあった。
子どもが家庭とは違う姿を見て、親子の交流を深めてもらおうと企画。社員八人の子ども13人が参加した。
海外メーカー向けの工作機械の製作現場で、班長の奥村正美さんは小学6年の長女、歩実さんに作業の流れを説明。正美さんは「仕事について、こんなに話したのは初めて」と言い、歩実さんも「お父さんが職場でたくさんの人と話しているのを見て、信頼されていると感じた」と見直した様子だった。
人事・総務部の水谷健治部長は「昔、近所の町工場をのぞいて丸太を担ぐ父を見て、すごいと感じた。ちょっと違う昼間のパパを見てもらい、親の威厳復権につながれば」と話していた。
夏休み中に岐阜県美濃加茂市、三重県桑名市の4工場でも同様の催しを開き、計60人ほどの子どもが参加する。
(太田鉄弥)
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