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【岐阜】地元企業が講師に 海外事業の意義紹介

2014/07/05

大垣北高

 大垣市の大垣北高校で4日、グローバル課題発見講演会があり、1年生320人が市内企業の担当者から海外事業展開の意義や課題などを教わった。

 イビデン、大垣共立銀行、サンメッセ、セイノーホールディングス、太平洋工業、丸順の担当者が、各教室で授業をした。

 イビデン人事部の上田昌宏専任マネージャーは「日本で働く以上に時間の密度が濃い」と海外勤務の体験談を紹介。語学力や仕事の専門性の大切さを説き「夢を持てば、そこから計画や行動、進歩が生まれる」と話した。

 安田さん(15)は「海外に行きたい夢があり、求められる人になれるよう日々の学習を積み重ねたい」と感想を述べた。

 講演会は、文部科学省などから「スーパーグローバルハイスクール」の指定を受けた事業で、11日にも矢橋ホールディングスが加わって行う。12日には1、2年生の希望生徒が名古屋大を訪れ、留学生と意見交換する。 (山本克也)

海外で働く意義などを学ぶ生徒ら=大垣市の大垣北高で
海外で働く意義などを学ぶ生徒ら=大垣市の大垣北高で